このプログラムについて
このプログラムは二次元平面上において任意の形状をもつ物体に対して
有限要素法(Finite Element Method・・・FEM)で解析するための前処理を
行うものです。
対象となる物体の輪郭を入力してやれば、物体を自動的に三角形の要素
に分割し、要素番号、節点番号のデータを出力します。
特徴としては節点の密度分布に対応でき、ゆがみの少ないなめらかな三
角形データを作ることが出来ます。
16万個程度の節点を生成することが出来ます。
実際に解析するプログラムは別途、用意する必要があります。
1.はじめに
本プログラムはフリーソフトウェアとして公開致します。
ただし、本プログラムを使用したことによって生じた損害を補償する義務
は作者はまったく負いません。
2.圧縮ファイルの内容
以下の6つのファイルが初期圧縮ファイルの内容です。
VORO95 .EXE
VORO .HLP
SAMPLE .DAT
SUPANA .DAT
VORO .DOC
VORO_SRC.LZH
VORO_SRC.LZH にソースリストが圧縮されて入っています。
かなり時間がかかるソフトなのでCPUは最低でも486以上のものが精神衛生上
必要となるでしょう。
プログラムは Visual C++5.0 でコンパイルされています。
製作機種は DOS/V PentiumIII 750MHz を使用しました。
3.コピー、転載、移植、改良について
コピー、転載は自由に行って構いません。
ただし、圧縮ファイルの中身を変更せずに配布して下さい。
特にSAMPLE.DAT は必ず同時に配布して下さい。
雑誌のCD-ROM等へ載せる場合はご一報頂けるとうれしいです。
このプログラムはソースリストも同時に配布しています。
移植、改良は自由です。また、移植、改良したものを再配布する場合は、
配付先を私までご一報下さい。
4.おわりに
杉原厚吉さんのページ VOROでは氏のアルゴリズムを使っています。
JIKOさんのページ JIKOさん作成のXFEMでVORO作成のデータを読むことが出来ます。
5.より高性能と思われるソフト
Two-Dimensional Quality Mesh Generator and Delaunay Triangulator
バークレー大学の2次元分割プログラムです。フリーで利用可能のようです。
ご使用にあたって、感想、バグ、要望等がございましたら
こちらまで
(山下 宏)。リンクはご自由にどうぞ。