Google Colaboratoryを使ってAoba駒落ちの棋譜を生成できます
棋譜の生成にはGPUがついたパソコンが必要ですが、
GPUをお持ちでない方も下記の方法で棋譜の生成が可能です。
Googleは機械学習の教育用に無償でGPUを10時間使える環境を提供しており、これを
使えばブラウザからGPU(Tesla K80, または T4 か P100)を使うことが可能です。
1. Google Colaboratoryのページをブラウザで表示します。
https://colab.research.google.com/notebooks/welcome.ipynb?hl=ja
2. Googleにログインしていない場合は右上の「ログイン」からログインします。
3. 「編集」「ノートブックの設定」で「ハードウェアアクセラレータ」を「GPU」にして「保存」
4. 「コード」で「>」が表示されるので、その右の入力欄に以下の8行をコピーして貼り付け(一括コピー、ペーストできます)。
%cd
!git clone https://github.com/yssaya/komaochi.git
!apt install libboost-dev libboost-program-options-dev
!apt install libboost-filesystem-dev liblzma-dev zlib1g-dev
!apt install opencl-headers ocl-icd-libopencl1 ocl-icd-opencl-dev
%cd komaochi
!make -j2
!./bin/autousi
5. 「>」を押すとソース、必要なライブラリをダウンロード、コンパイルして実行されます。
3分ほどして +2726FU (15842ms) などと表示されれば正常に動いています。
6. 10時間経つと自動的に終了します。ブラウザのタブは閉じないで下さい。1300局程度(T4の場合)を生成、送信します。
アカウントを複数作っての運用はGoogleから禁止されてますのでご遠慮ください。