囲碁プログラムの紹介(だいたいの順位順)

The Many Faces of Go(MFG)・・・作者 David Fotland(アメリカ)。コンピュータ囲碁界の世話役的な人。 1998年Ing杯では見事初優勝!。AI囲碁5,6が日本での製品名。

Silver Igo・・・作者 山本成辰(代表)。北朝鮮の4人で作られている。1998年FOST杯でGoemateを倒し堂々の世界タイトルを獲得!。シルバー囲碁が日本での製品名。

Wulu ・・・作者 Lu, Jinqiang + team(中国)。4人のチーム。 1996年までは陳先生の実の娘さん Ms. Chen Guobao が作っていた。が、彼女はとても囲碁が弱いためいまいちであった。1996年12月からはプロ棋士である Ms. Lei Xiuyu が後を引き継いでいる。Mr. Lu Jinqiang も碁が強く、1997年10月に参加。インターフェイスを作成。Mr. Li Zhihua は1997年9月に参加。彼は一番碁が強いが、プログラミングは苦手なのでデータベースの作成に荷担。

Goemate (Handtalk) ・・・作者 陳志行(中国)。 1931年生まれ。中国の中山大学の化学の教授。1991年に退官。 1995年から3年間不動の世界チャンピオン。しかし、Goemateに変更したらいきなり負けはじめた・・・。本人は7段ちかい高段者で、プログラムは日本棋院から3級を認定されている。手談対局IIが日本での製品名。

Goemateは、Handtalk の新バージョン。1/3は新規で、残りの2/3は Handtalk と同じ物を引き継ぎ。残りの2/3も近いうちに書き直す予定とか。 しかしながら、現Goemateはまだ弱い。Handtalk(1998年9月版)に対して1/3の勝率しか得られないそうだ。Handtalkからの主な変更はパターンの管理と知識の拡大。 相変わらずアセンブラで書かれているが、近いうちにC++とアセンブラに変更するそうです。

1998年FOST杯では、Goemateは3段の少女(石川さゆりちゃん)に勝ったが、陳先生は 「彼女は正式には初段であって(道場3段)、死活に関してちっとも強くなっていない。人間の少年少女と、コンピュータの棋力の向上度を比較すれば、彼女の進歩は遅すぎる」と、厳しいコメントを残しています。

Go4++ ・・・作者 Micheal Reiss(イギリス)。本人よりプログラムの方が強いらしい。石が死なないこととを重視している。SHOTESTのJeffとはオックスフォード大学時代の友人だそうです。 最強の囲碁IIが日本での製品名。

HAMLET(HIT) ・・・作者 ロシア1名+韓国2名のチーム。

Go Intellect・・・作者 Ken Chen(アメリカ)。Handtalkの後を追う1番手。好敵手、平成棋院が日本での製品名。

Star of Poland ・・・作者 Kraszek Janusz(ポーランド)。速くて強い。本人は世界クラスの強豪。体の大きな人である。

Jimmy ・・・ 作者 Yan-Shi, Jim (台湾) 中堅のプログラム。台湾大学のドクター。30歳。C。

Gogol ・・・ 作者 Tristan Cazenave(フランス) 人工知能の研究者。C++。30歳。

FunGo 作者 Park-YongGoo (韓国) 中堅のプログラム。C++。1998年のあすなろ杯(FOST杯慰安戦)では16チームの中優勝。34歳。

TueboGO 作者 Arnoud van der Loeff(オランダ) 中堅のプログラム。シェアウェアになっている。Delphi。30歳。

Explorer 作者 Martin Muller(オーストリア) 現在、日本の筑波の電総研に滞在中。33歳。コンピュータ囲碁の研究者。C++。


しかし、いろんな国の人が作っているなぁ。アジア、ヨーロッパ、ロシア、アメリカ。いないのは中東ぐらい?。

以下は日本人

GORO ・・・作者 大石康雄。日本のプログラムの中では最強か。Jimmyといい勝負。いつも通信対戦でお世話になっています(^_^;)。

勝也(かつなり)・・・作者 清慎一、他。プロ棋士の棋譜から類似した着手を候補手に選ぶ研究ソフト。優勝したら「優勝也」に変更する?らしい。目下のところ彩のライバルである。

    ・・・作者 山下宏(私)。囲碁は難しいです、はい。

琵琶子  ・・・作者 田中正浩(ひろりん)。琵琶湖の畔に在住。電脳杯の発起人。3回FOST杯で7位に入り技能賞、と気を吐く。

卓ちゃん ・・・作者 田淵卓夫。島根県在住、教諭。声が出る囲碁ソフトで楽しい。生徒への普及活動もさかん。

睦月   ・・・作者 吉田剛尚。名前の由来は1月生まれだから、とか。

Twigo(ツイーゴ)・・・作者 若松徹也。電脳杯最下位からの脱出を期待。第4回Fost杯では見事にやられました。

KuruKuru ・・・作者 廣岡康雄(まんもす)。第3回FOST杯に参加。

天歩   ・・・作者 天野兼一。将棋も作成。将棋の方に専念?されるとか。

Goblin ・・・作者 西野和義。最近ご無沙汰ですね。

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